目  次

はしがき
編者・執筆者紹介
凡 例

1章 刑法と刑法学 ………大谷 實
1 刑法の意義
 1.1 刑法の概念
 1.2 刑法典と特別刑法・行政刑法
2 刑法の目的と機能 
 2.1 刑法の目的
 2.2 刑法の規範
 2.3 刑法の諸機能
3 刑法と社会倫理
 3.1 刑法と社会倫理との関係
 3.2 刑法における社会倫理の機能
4 刑法学の意義
 4.1 刑法総論と刑法各論
 4.2 刑事法学

2章 近代刑法学の歴史………大谷 實
1 古典学派と近代学派
 1.1 古典学派(旧派)
 1.2 近代学派(新派)
 1.3 学派の争いとその克服
2 わが国の刑法および刑法思想のあゆみ
 2.1 旧刑法の制定
 2.2 現行刑法の制定から終戦まで
 2.3 第2次世界大戦後

3章 刑法の基礎理論 ………大谷 實
1 犯罪の本質
 1.1 社会倫理主義と法益保護主義
 1.2 犯罪とすべき行為──当罰的行為
2 刑罰目的と犯罪の実質
 2.1 刑罰の中身
 2.2 刑罰の本質と目的
3 刑罰の機能
 3.1 3つの機能
 3.2 刑罰の諸機能と応報

4章 刑法の法源と解釈 ………谷 直之
1 罪刑法定主義
 1.1 意義および沿革
 1.2 罪刑法定主義の内容
2 刑法の法源
 2.1 法律主義
 2.2 刑罰法規適正の原則(実体的デュー・プロセス)
3 刑法の解釈
 3.1 類推解釈の禁止
 3.2 類推解釈・拡張解釈と判例

5章 刑法の適用範囲 ………谷 直之
1 刑法の時間的適用範囲
 1.1 時間的適用範囲の意義
 1.2 犯罪後の法律による刑の変更
 1.3 限時法
2 刑法の場所的適用範囲
 2.1 場所的適用範囲の意義
 2.2 場所的適用範囲
 2.3 外国判決の効力
 2.4 犯罪人の引渡し
3 刑法の人的適用範囲
 3.1 意 義
 3.2 適用上の例外

6章 犯罪論 ………奥村正雄
1 犯罪の概念
 1.1 犯罪の意義
 1.2 犯罪の成立要件
 1.3 犯罪成立阻却事由
 1.4 犯罪の本質
2 犯罪論の体系
 2.1 犯罪論体系の意義
 2.2 犯罪要素の体系化
 2.3 形式的犯罪論と実質的犯罪論
3 行 為
 3.1 総 説
 3.2 行為をめぐる諸説
 3.3 刑法における行為

7章 構成要件
1 構成要件の概念 ………奥村正雄
 1.1 構成要件の意義と内容
 1.2 構成要件の機能
 1.3 構成要件の種類
2 構成要件要素 ………奥村正雄
 2.1 構成要件該当性と構成要件要素
 2.2 客観的構成要件要素
 2.3 主観的構成要件要素
 2.4 構成要件要素の分類
 2.5 構成要件の解釈
3 構成要件該当性 ………松原久利
 3.1 実行行為の意義
 3.2 不作為犯
 3.3 間接正犯
 3.4 故 意
 3.5 過 失
 3.6 因果関係

8章 犯罪成立阻却事由
1 違法性阻却事由  ………岡本昌子・齊藤彰子
 1.1 違法性の概念〔岡本
 1.2 違法性阻却〔岡本
 1.3 正当行為〔齊藤
 1.4 正当防衛〔齊藤
 1.5 緊急避難〔齊藤
2 責任阻却事由 ………安田拓人
 2.1 責任の概念
 2.2 責任能力
 2.3 違法性の認識(意識)の可能性
 2.4 適法行為の期待可能性
 2.5 責任阻却事情の錯誤

9章 構成要件の修正形式
1 未遂犯 ………川崎友巳
 1.1 未遂犯の意義
 1.2 実行の着手
 1.3 不能犯
 1.4 中止犯
2 共 犯 ………十河太朗
 2.1 総 説
 2.2 共同正犯
 2.3 教唆犯
 2.4 幇助犯
 2.5 共犯の諸問題

10章 罪 数 ………川崎友巳
1 罪数論の意義と本質
 1.1 罪数論の意義
 1.2 罪数判断の基準
2 犯罪の個数
 2.1 一罪と数罪
 2.2 本来的一罪
3 科刑上の一罪
 3.1 科刑上の一罪の意義
 3.2 観念的競合
 3.3 牽連犯
 3.4 観念的競合の諸問題
4 併合罪
 4.1 併合罪の意義と成立要件
 4.2 併合罪の処分
 4.3 単純数罪

11章 刑罰の体系 ………川本哲郎
1 刑罰および刑罰権
 1.1 刑罰の本質と機能
 1.2 刑罰権
2 刑罰の種類
 2.1 総 説
 2.2 死 刑
 2.3 自由刑
 2.4 財産刑

12章 刑の適用 ………川本哲郎
1 法定刑とその加減
 1.1 法定刑とその軽重
 1.2 法定刑の加重・減軽
 1.3 累犯・常習犯
 1.4 自首・首服・自白
 1.5 酌量減軽
 1.6 加重減軽の方法
2 刑の量定・言渡し・免除
 2.1 刑の量定
 2.2 刑の言渡し・免除

13章 刑の執行および執行猶予………川本哲郎
1 刑の執行
 1.1 総 説
 1.2 死刑の執行
 1.3 自由刑の執行
 1.4 財産刑の執行
2 刑の執行猶予
 2.1 刑の執行猶予の意義
 2.2 刑の執行猶予言渡しの要件
 2.3 刑の執行猶予の取消し
 2.4 刑の執行猶予の効力
3 仮釈放
 3.1 仮釈放の意義
 3.2 仮釈放
 3.3 仮出場
 3.4 仮釈放の取消し

14章 刑の消滅 ………川本哲郎
1 刑罰権の消滅事由
2 犯人の死亡,法人の消滅
3 恩 赦
4 時 効

 4.1 意 義
 4.2 公訴時効
 4.3 刑の時効
5 刑の消滅

15章 保安処分………川本哲郎
1 保安処分の意義と沿革
2 保安処分と刑罰の関係
3 現行法上の保安処分 

 3.1 補導処分
 3.2 保護観察
 3.3 更生緊急保護
 3.4 精神障害者等に対する入院措置
 3.5 団体の規制処分
4 わが国における保安処分問題
 4.1 刑法改正と保安処分
5 心神喪失者等医療観察
6 保護処分

事項索引
判例索引


書籍  
書籍の購入